古い街並みの一角を歩くと、単調でくすんだ色彩と、すぐ先にあるラブラブな路地とのコントラストが印象的だったが、この局がこれほどまでに様変わりしたのは驚きではなかった。マカオは多くのものを見てきた、歴史の豊かな場所であり、これもまたその太陽の光をそのまま反映したもので、整備され、白く塗られた場所よりも、血肉があり、豊かで、味わい深い場所なのだ。
私はココナッツの味が大好きなので、もちろんここフン・シン・ココナッツは外せない。 店は小さく、老夫婦が切り盛りしている。 人里離れた場所にあるため、客は多くない。 暑さを和らげるためにココナッツアイスクリームを食べたが、ココナッツが本当に美味しかった。
アイスクリームを食べ終わる前に、聖アンソニー旧教会に行った。
聖アンソニー旧教会はマカオで3番目に古い教会のひとつで、マカオで最初の教会でもある。 教会の鐘楼は壮大に高くそびえ立ち、dshジャパン内部は明るく広々としていて、白い屋根と暗い床が荘厳だが圧迫感はない。
扉の外にある大きな十字架は、一見地味に見えるかもしれないが、私がこれまで見た中で最も通りに近く、最も生き生きとしていて、人里離れず、遠からず、しかし長い歴史を感じさせる住宅が浮き彫りにしている。
現在はマカオ歴史地区の一部となっているオリエンタル財団の跡地。 このピンクと白の小さな建物は、もともとマカオの裕福な商人ビリアードの別荘だった。彼は鳩の飼育係で、家の周りを飛び回る白い鳩を飼っていたため、遠くから見ると巣のように見えた。
現在はオリエント財団の本拠地となっている。 主にポルトガル東洋協会とマカオ・ポルトガル語学校の運営に携わっているが、世界各地に住むポルトガル人と地域社会との結びつきを強化するための支援も行っている。
エントランスには小さなインフォメーションルームがあり、訪問時には誰もいなかったが、窓口にレジスターがあるので、自分で登録をしてから入るようだ。 建物の入り口にはスペイン風の大きな階段があり、直接入ることができる。 内部は現在展示スペースになっており、dshジャパン中に入って見ることはしなかった。 この家の間取りは、マカオの庭園式住宅のパイオニアと言われている。