株式会社ブルーエコノミー

 数日前に偶然見た「クローズアップ現代」は興味深かったですなぁ・・・。
 「今あるものを遣って環境を汚染させることなく経済を発展させる」っていう発想を大事にした企業の取り組みを紹介していました。ブルーエコノミーというんだそうです。

 アリ塚のシステムを建物に生かして、空調にかかるエネルギーを削減したり、琵琶湖に群生する「葦(よし)」を使って、封筒やノートなどの文房具を製品化したり・・・。特に、「葦」の活用はなるほどと思いました。
 「葦」には、水を浄化する働きがあるんですが、近年は需要が無かったので、その数が減ってしまい、琵琶湖の水質も悪化しているようなので、この取り組みが成功すれば、葦も生かせるし琵琶湖もきれいになるっていう、良い循環も蘇るらしく・・・。

 世界的には、消毒剤を遣わずに、ミミズさん達に頑張って働いてもらって浄水するシステム(これには、おまけとして上質の腐植土もできるらしい・・・)とか、シマウマさんの白黒模様からアイディアを得て温度調節を工夫するとか、果実が採れる木々を小さな森として都会に作るとか、色々なアイディアがあるようですねぇ~。

 今までは、自然を排除、あるいは制圧して、人間の快適な暮らしを作り上げてきましたが、これからは自然から謙虚に学び、自然を生活に積極的に取り入れていく、という模索が始まっているのかもしれません。

Refer:http://blog.little-tree-iwate.com/?eid=291


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